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みんなの力でみんなの街をつくる会議3rd(第四回地域福祉サミット@第二さわらび荘)

日時:平成29年11月3日(金・祝) 10:45~11:45

場所:第二さわらび荘

昨年の文化祭の中で開催いたしました「第一回地域福祉サミット」から丁度1年が経ちました。2月、6月とグループワークを中心にディスカッションを重ね、今年の文化祭で地域福祉サミットも4回目となります。第一回で発足された「みんなの力でみんなの街をつくる会議」としては3回目の開催となります。
「みんなの力でみんなの街をつくる会議」は、より多くの地域の住民が集まって自分たちの住む町の将来を考え、話し合う場として開催しています。今回は昨年の課題報告からこの1年で皆様で話し合った内容を基に、参加者の皆様が感じたこと、成果のあったこと、新たに浮かび上がった問題点や解決方法、変化のあった活動内容等を発表していただきました。

ここからは、簡単ではありますが、会議の内容をご紹介させていただきます。

【当事者の意見 発表】
①「みんなの力でみんなの街をつくる会議」私の提言
NPO法人ナイス 理事 行方祐美 様

・地域福祉サミットに参加し、野依や天伯にも地域住民の活動グループがあることを学習できました。
・教育や福祉関係者が会議に参加することで、地域住民にサービスの情報を提供できる、地域の問題を地域で抱え込むことを防止できる、声に出せない方々の思いを掬い取ることができる等のメリットがあるのではないでしょうか。
・地域福祉サミットを土台に、私たちの街、豊橋全体を「人にやさしい福祉の街」にしていきましょう。

②私たち中学生高校生が安心してこの街で生活するために ~みんみん会議に参加して~
南稜中学校 三年生 高橋佐衣 様、吉野有美 様、池田晴 様
豊橋中央高校 一年生 伊藤朱生 様

みんみん会議に参加して、私たちからは次のような意見がでました。
・店舗、道路や街灯、公共交通機関等の整備が不足していると感じます。
・挨拶運動、ゴミ拾い運動等、できることからやっていきたいと思っています。
・田原市のようなぐるりんバスの設置や街灯の整備を、大人の皆さんにはお願いしたいです。

③技科大と地域の協力のために
豊橋技術科学大学 システム制御研究室
日野勇輔 様、笹竹晴萌 様、谷勇希 様

・介護ロボット実用化のためには実際に使ってもらう機会が必要です。これまで以上に地域とつながる機会を増やしていく必要があります。
・みんみん会議に参加して、地域とのつながりを深める重要性が分かりました。つながりを深めるためには、学生の意識改善、情報発信の機会の増加が必要です。地域の方に研究を知ってもらいつつ、学生自身の地域との連携意識を高めたいと思っています。
・研究室見学は、連絡をいただければどなたでも可能です。システム制御研究室HP「豊橋技術科学大学 システム制御研究室」で検索してください。

④天伯団地支え合い活動 ひだまりの会
自主活動グループひだまりの会 鈴木 訓司 様

・ひだまりの会は平成28年9月に天伯団地の住民が集まれる場所として発足しました。手芸、茶話会、カラオケ等を定期的に実施しています。
・65歳以上の一人暮らし高齢者、または高齢者のみの世帯で支え合い活動を行っています。みんみん会議参加後は、庭の草刈り、買い物の代行、ゴミ捨て援助、病院送迎等の活動が増えました。

⑤野依台一丁目 まちの居場所 さくらの会
自主活動グループさくらの会 金田里子 様、石田春代 様、吉田典昭 様

・さくらの会はまちの居場所として、囲碁、将棋、麻雀クラブ、お茶会を実施しています。
・みんみん会議に参加後、麻雀クラブが月1回から2回になり、いないいないばー体操やクラフト、脳トレ、歌などを楽しむようになっています。また、福祉村包括の出前講座で月5~6回、体操や介護のお話をお聞きしています。
・自治会、老人会ともっと話をして、一つになっていけたら良いと思っています。

⑥地域の学校としての取り組み 地域の教育資源を活用し、優しい子どもを育てたい
豊橋市立天伯小学校 太田一郎 様

子供たちは、福祉についての知識や問題点を知っていなければ優しくなれません。知ってもらうためには「つながり」が必要です。そこで、地域の教育資源を活用し、体験活動を重ねていくことが必要だと感じ、みんみん会議に参加をしました。
みんみん会議参加後は、5月に運動会への福祉村利用者参加、7月にキャラバン隊の来校、福祉村施設の訪問を行っています。体験活動を重ねることで、子どもたちは福祉について自分とのつながりを意識して学び、思いや願いが生まれ、「もっと知りたいこと」がでてきます。その経験が、優しい子どもの育成に繋がると考えています。
今後の課題として、福祉について幅を広げるのか焦点を絞るのかといった点や、教師自身の福祉に対する認識の深化が必要といった点が挙げられます。

⑦この街の課題の解決方法 ~みんみん会議に参加して~
天伯校区自治会長 五箇野進 様

天伯校区ではみんみん会議に参加してから、環境問題、高齢者問題、子育て問題、障がい者問題ごとに課題と解決方法を話し合っています。
街灯の整備や情報の窓口の設置、高齢者の居場所の増加と働きかけの強化、4人以上子供を産んだ家庭へのお祝い金の贈呈、地域交流の増加等が解決方法として挙げられています。

⑧みんなの力で、みんなの街をつくる~
野依校区自治会長 筒井健二 様

野依校区では、野依校区自治会や社会教育委員会、体育委員会、老人クラブ連合会、趣味の会、さくらの会、青少年健全育成会、野依校区防災会連絡協議会、野依校区子ども見まもり隊等、多くの会や町内の担当が活動を行っています。
各界の自由な活動はエネルギーにあふれていますが、繋がりが弱い点が問題となる可能性があります。野依校区でまちづくりの中長期的ビジョンを掲げ、年度テーマを設定し共有することで、団体間で協調、協力できる体制が必要ではないでしょうか。

【講評】
豊橋市議会議員 沢田都史子 様

みんみん会議の参加者の皆様は、グループワークを通して自分が住んでいる街が住みやすいのか、災害に強いのかといったことを考える良い機会となったのではないでしょうか。
今後のことを考えたとき、行方様の言われた、人にやさしい福祉の街になっていれば、地域で安心して生活できるのではないかと思いました。私たちは、人にやさしい福祉の街を目指さなければなりません。
天伯小学校の発表では、体験活動を重ねることで、優しい子供を育てることに繋がっているというお話がありました。一人でも多くの子供たちが福祉の現場で活躍されることを期待したいと思います。
さくらの会は、高齢者の居場所を作ることで、話し合いの場を提供されていました。ひだまりの会では、生活の一助となる活動を「支え合い活動」として取り組まれていました。高齢者にとって住みやすいということは若い方にとっても住みやすいということです。今後も地域のために活動を続けていただき、高齢者にとって益々暮らしやすい地域になるよう頑張っていただきたいと思っています。
野依校区、天伯校区の自治会の発表を通して、期待が膨らみました。野依校区、天伯校区が人にやさしい福祉の街のモデル校区になれるよう頑張っていただきたいと思いました。私も、住民として、議員として頑張らせていただきます。
技科大では、介護ロボットの実用化に関する取り組みを発表していただきました。現場では、一日も早い実用化を望む声もあると思いますので、頑張ってください。
南稜中学校、豊橋中央高校からの発表では、ぐるりんバス、街灯の整備等の意見が発表されておりました。豊橋では都市交通計画が策定されておりますが、残念ながらぐるりんバスはその中にございません。ですが、バス路線が廃止された地域において、地域主体で「地域生活バスタクシー」という小型のバスを走らせているというものがありますので、参考にしてください。街灯の整備に関しましては、特に暗くて困るところについては教えていただければと思います。野依台一丁目にお住みの方は、少しでも家の前の道路が明るくなればと、雨戸を閉める時間を遅くしているとおっしゃられていました。これも地域住民としてできる優しさではないでしょうか。こうした考えを一人二人と増やし、地域全体に広げていければと思いました。
私たちの住んでいる街が「人にやさしい福祉の街」になれるよう、会場の皆さまにご協力をお願いして、私からの講評とさせていただきます。

【まとめ】
さわらびグループ 統括本部長 山本左近

1つ目として、この地域福祉サミットは、さわらびグループの事業ではございません。これは皆様と共に、いかにみんなが住みやすい街にしていくかというファシリテーター役、場所の協力をさせていただいているということですので、また来年の文化祭の場でもまた発表していただければと思っています。これからは、地域の中で集まって話していただくということが必要になると思いますので、自治会の皆様や地域の皆様にはご協力をお願いしたいと思います。また、学校に私たちが出向くという機会は大人になると少ないので、その中で可能なことがあればしていきたいなと思っています。
2つ目として、新しいことをこの地域から生み出せていけたらいいなと思っています。AIとケアプランをミックスさせた新しい事業ですが、福祉村サミットから市長へお話を持っていき、実行され、全国から非常に注目を浴びています。これを成功させることによって、超高齢化社会を乗り切っていく一つの解決策をこの豊橋から生み出せるのは私たちの誇りでもあります。地域の移動手段を考えたとき、自動運転によってドライバーという職業はなくなっていくと思います。この自動運転という新しい実験を豊橋、野依というスペースでトライしていけると、あっという間にこの技術が広まっていきます。この技術によって、運転手がいなくて移動できないという問題も解決されます。
この「みんなの力でみんなの街をつくる会議」が3rdどころではなく、30、50と、とどまることを知らない、みんなが住みやすい街をつくる会になっていけば良いなと思っております。

(天伯 生活相談員 塩見)

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