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さわらび会ニュース

平成29年度新規採用職員研修1日目レポート

講義:さわらび会の理念と歴史
講師:医療法人・社会福祉法人さわらび会 理事長 山本孝之

さわらび会の理念は  みんなの力でみんなの幸せを です。
幸せとは、自立して自由に生き、まわりの人に役立つ働きが出来る時に感じるものと、私たちは考えています。
自分が自立していなければ、自由に行動できません。自立とは日常生活が自立して自由に出来ることと、経済的に自立することです。
入社されたみなさんは、今日から経済的にも自立し、本当の意味で、自由に生きられます。今日から幸せな人生が始まります。
そして、みなさんの回りにいらっしゃる、日常生活に支援が必要な方の自立のお手伝いをするという、非常に価値のある仕事を今日から始められます。
皆様の幸せを守るには自立度を高めることが大切で、皆様の自立度を高めるために、福祉村の中心には、リハビリ専門病院を置きました。まわりの人に役立つ働きを見つけやすくするために、年齢も違えば、障害の質も異なる人々がご利用される、あらゆる福祉施設をまわりに配置しました。
さらに経済的な自立も必要と考え、クリーニング工場を作り障害者の方の就労の場とし、経済的な自立を目指しました。
更に、さわらび会は、福祉村をご利用いただく皆様だけでなく、広く地域の皆さまの幸せも願っています。職員たちはみな、地域に目を配り、絶えず変化する社会の状況も注意深く見守っております。今日入社されたみなさんも、社会の変化をよく見て、自分の能力を発揮できる場所で働いて下さい。それがみなさんの幸せに繋がります。
さわらび会の歴史は今から50年以上前の1962年、脳卒中のリハビリ病院(山本病院)から始まりました。1960年代の日本は、脳卒中の最盛期でした。当時は、脳出血が多かったこともあり、治療の原則は、「倒れたその場で絶対安静」でした。その結果、殆どの方が寝たきりになられました。
自立して自由に生きるのが、幸せの第一条件ですから、脳卒中の患者さんには自立して日常生活が送れるリハビリがもっとも必要と考え、豊橋で一番最初に、リハビリを行う病院となりました。また、介護職を新たに作り、看護師でなくとも入院患者さんの介助ができるようにしました。
そして、山本病院には認知症の患者様がいらっしゃり、私は認知症を生涯の課題にしようと決意し「認知症介護の三原則」を作りました。認知症が進んでしまい、排泄の失敗や徘徊がある。自分の尊敬していた家族がそのような状況になると叱咤してしまうことがあるからです。
さわらび会は「みんなの力でみんなの幸せを」守るということを目的として活動している組織であることを忘れないで下さい。その事が皆さまの幸せに繋がります。
(福祉村病院 近田)

 

講義:さわらび会職員としての心構え
講師:医療法人さわらび会 副理事長 社会福祉法人さわらび会 専務理事 山本ゆかり

一番お願いしたいのは、常に笑顔でいて挨拶がきちんとできる事。体調が悪い時や、家でけんかしてそのまま出てきたときなど、どんなときでも皆さん方が働く施設に一歩入ったら、すべてすてて、笑顔の自分でいてください。
知らない方が見えてもどなたにも声をかけてあげる。不安でいるときに、「こんにちは」と、たった一言の声で安心できますので、それをどなたもできるようにして頂きたい。

「おかげさまで生きている。」自分は一人では生きていけない。たくさんの人に支えられて生きている。それに感謝をして、今度は自分が少しでも困っている方、障害を持っている方にお礼ができたらいいなと自分の幸せの為だけではなくて、ほかの人の幸せの為にも働けたらそれが一番幸せです。
「みんなの力で、みんなの幸せを」
2017年、山本病院から始まった医療法人さわらび会が55周年を迎えます。
社会福祉法人は今年41周年を迎えます。 職員の皆様、地域の皆様と一緒に8月ごろにお祝いの会をしたいと思います。
さわらび会の基本理念をどこで誰に聞かれても、「みんなの力でみんなの幸せを」を言えるようにしてほしいです。

少子高齢社会でどんなにがんばっても人が増えない現状で、人口が減っている、高齢者は増える一方で、では誰がお世話するのか、誰が補うのかというと外国の若い人たちです。さわらび会では、EPA「経済連携協定」に取り組んでいます。
日本とフィリピン・日本とベトナム・日本とインドネシア
政府同士で連携しています。さわらび会には、現在63名のEPAの方がいます。制度が変わり日本で働くと半年後に職員として認められ、2年たつと夜勤をやれるようになります。では利用者さんや、御家族の方からはどんな評価をされているかというと、
「日本人の職員もEPAの職員のように挨拶ができるようになってほしい」と御家族からも評判がいいです。逆に見習うところが多くあると思います。

これからは、EPAの方達の各国の言葉を勉強してほしいです。片言でいいから「こんにちは」「ありがとう」言えるようになってほしいです。そして、こちらから東南アジアへ進出していく時代です。今アジアは家族介護で、
今後、核家族になり家族介護ができなくなっていきます。そのときに日本の介護ノウハウを向こうで広めていくのが大切になります。そのために、世界共通語の英語を日常会話以上できるように勉強してほしいです。
介護の保険制度がかわり、海外に目を向けていく中で、英語ができないといけません。先はやっぱり見えない、それでも自分が実力をもってやっていければ重宝されます。

今回はEPA経済連携協定について、大変わかり易く講義して頂きました。日本人職員も、EPA職員に負けないように、笑顔を絶やさず、挨拶がきちんとできる職員になれるように頑張りたいです。
(福祉村病院 近田)

 

講義:さわらび会の基本理念について
講師:医療法人・社会福祉法人さわらび会 統括本部長 山本左近

私たちさわらび会職員は人の幸せを守る仕事をしています。その仕事をする仲間が増えてうれしく思います。
1.基本理念とは
さわらび会の基本理念は「みんなの力でみんなの幸せを」です。基本理念とは、組織がその根本(もっとも大事なところ)に据えるこうあるべきだという共通認識のことです。また理事長の考える人の幸せとは、自立して自由に生き、いま自分のできることで周りの人の役に立つ働きをしたときに感じるものです。福祉村は、幸せ村です。

2.私たちの実現してきたこと
さわらび会の施設は、福祉村をはじめ、豊橋市の北から南にわたって作られています。サービス一覧にあるように、本人を円の中心として、高齢者関係、障害者関係、医療、地域連携、そして円の外に地域との災害協定、災害支援ボラがあります。理事長が山本病院を開院してから55年、福祉村には当初何もありませんでしたが、「みんなの力でみんなの幸せを」守りたいという理事長の意志のもと、一本一本木を植えるように法人も少しずつ大きくなり、今の緑豊かな場所となったのです。
福祉村にクリーニング工場を作った目的は、地域の障害者の幸せを守るためです。手段として働く場所を作り、工賃を出すことで彼らの経済的自立と人の役に立つという幸せを守っています。このように目的を達成するには、計画を立てる際、現状分析をし、課題を見つけ、目標を設定しそれに対しての手段を見定めることが必要です。目標は具体的な数値が入ります。

3.目的を達成する方法
目的を達成する上で必要な考え方が、PDCAサイクルです。計画を立てて実施し、検証して次の計画を作り直す過程です。目的を達成するために上がる一つ一つの階段がPDCAサイクルですが、それを回すことに精一杯となってしまわないように、目的に沿っているかを必ず見直してください。大事なことは、毎日の気づきです。中でも患者様の内側の力を最大限に引き出せるような気づきです。気づけたら、その人向けのPDCAサイクルを作ってください。日常で繰り返すことでさわらび会の基本理念にたどり着けるはずです。これから一緒に頑張っていきましょう。
(あかね荘 真鍋)

 

講義:組織活動の理解について
講師:社会福祉法人さわらび会 特別養護老人ホームさわらび荘 太田育郎 施設長

組織活動の理解を学ぶために、初めに組織とは何かを学びました。『ひとりでやるよりも、たくさんのひとでやったほうが色々なことができる』と、分かりやすく説明をしてくれました。
組織の構造や機能、基本的行動と行動基準といった知識や、チームマネジメントの理解を話され、チームの目標・方針・計画の重要性のお話では、「ゴールが曖昧だとダメ」ということを念頭におき、PDCAサイクルの重要性・有効性を学びました。
対人支援の基本的視点として、自立を支援し本人らしい生活の質(QOL)を高めること、相談援助の大切さを学びました。
そして最後に、「みんなの力でみんなの幸せを」という基本理念のもと、自分自身を高めて進化させることが、自分自身の幸せにつながることになると教えていただきました。
(若菜荘 新井)

 

講義:さわらび会の研修について
講師:社会福祉法人さわらび会 事務局長 藤田聰一郎(研修委員会・委員長)

さわらび会の研修体系は「さわらび大学」「職員研修」「さわらび会研究発表会」の3本柱で構成されている。
「さわらび大学」は、主に地域住民を対象にして、医療、福祉、一般の各分野の講義を行う、大変ユニークな研修である。昨年は、6回行い、のべ272名が参加された。
「職員研修」は「基本研修」「職階別研修」「テーマ別研修」「介護技術研修」「職場研修」に分かれている。さらに「職階別研修」は、「新規採用職員研修」「初任者研修」「中堅職員研修」「管理者研修」に分かれ、職員の在職年数に応じた研修を実施している。
また、今年度から「職員研修」に「交流研修」が加わわり、規模が大きく充実した研修体系となっている。
「さわらび会研究発表会」では、職員が日々実践や研修を重ねている内容を発表する場であり、年2回開催するようになった。4月の開催時には8組、10月の開催時には11組それぞれ発表している。最優秀賞を受賞された方々は、入社式で表彰された。
(あかね荘 杉山)

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