さわらびグループ

さわらび会の各施設はいつでもご見学いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください
  • 交通案内・お問い合せ

さわらび会ニュース

平成30年度新規採用職員研修1日目レポート@さわらび会

講義:さわらび会の基本理念について
講師:医療法人・社会福祉法人さわらび会 統括本部長 山本左近

さわらびグループとは
・基本理念
さわらび会の基本理念は「みんなの力でみんなの幸せを」です。みんなの力でみんなの幸せを守るため、さわらび会は55年もの間存在し、私たち職員は今ここに集まっています。また理事長の考える人の幸せとは、自立して自由に生き、いま自分のできることで周りの人の役に立つ働きをしたときに感じるものです。皆さんには、常日頃働く上で、利用者様や患者様が幸せになるお手伝いがちゃんと出来ているか自問自答して頂きたいです。

・さわらび会の歴史
1962年、理事長は東雲町に山本病院を開院しました。1973年、今でも中心となっている「認知症介護の三原則」を提唱し、老人天国の構想を山本病院の院内報に発表しました。また同じ頃、退院患者様の孤独死が分かり、二度とこのようなことは起こさないと患者様の御霊前に誓い、さわらび荘を開設しました。経済成長のさなかであった1978年には、野依福祉村構想を発表し、福祉村病院を中心とし、障害者施設、お寺、公園、郵便局、クリーニングセンター、保育園、と院内報の老人天国を実現しました。福祉村内に基本理念に沿わない建物はありません。福祉村のご利用者様、患者様は自分の施設のみならず他施設と交流することで、その方にできることで人に役に立つ働きをしています。

・インド福祉村協会
基本理念のビジョンは海を越えインドへ渡りました。認定NPO法人インド福祉村協会です。インド北東部のクシナガラは、月1万円以下の生活をしている人が80%で、5歳までの死亡率が高くなっています。この地に開院したのがアーナンダーホスピタルです。かつて子どもの頃治療を受けた女性が、今度は我が子に治療を受けさせていました。幸せを守るためには、場所、地域に合わせ手段が異なります。

幸せとは
幸せとは何でしょう。戦後の急成長期においては、物やお金が増えることが幸せでした。ですが最近は、富と幸せ度が一致しないようです。何よりも人との繋がりがあることが長生きに繋がるというデータがあります。さわらび会では次の55年を見据え、決して誰も1人にさせず、人とのつながりを大切にして、より多くの人が幸せになる、超「幸」齢社会をデザインしていこうと考えています。

・気づき
目的を達成する上で必要な考え方が、PDCAサイクルです。計画を立てて実施し、検証して次の計画を作り直す過程です。また自ら調べ、課題を発見し、解決へ行動するOODA(ウーダ)ループという過程もあります。大事なことは、毎日の気づきです。中でも患者様の内側の力を最大限に引き出せるような気づきです。よく観察することで気づけたら、その人のために実行に移しましょう。日常で繰り返すことでさわらび会の基本理念にたどり着けるはずです。これから一緒に頑張っていきましょう。
(あかね荘 真鍋)

 

 

講義:さわらび学園について
講師:学校法人さわらび学園 理事長 山本左近
当講義は山本左近統括本部長にご講義いただく予定でしたが、時間の都合により書面 にて講義に代えることとなりました。
以下、資料のまとめとなります。

<建学の理念>
理想の長寿社会をつくる、
グローバル福祉リーダーの育成

日本の介護を、世界のKAIGOへ。
グローバル・エイジング時代の幸福な社会づくりを、
日本が福祉・介護技術と先端技術でリードしていくために、
本校は地域と世界をつなぎ、福祉と産業を両立させる
「グローバル福祉リーダー」の育成を目指します。

<人づくりビジョン>
■人間力:自ら考え、課題を発見し、解決のために行動できる人材を育てる。
■実践力:人間の尊厳を基本に、福祉・介護現場に必要な技術を身に着ける。
■先端力:未来の超高齢社会の担い手となるための学問や新技術を習得する。
■国際力:グローバルな舞台で活躍するための、国際的な視点を養成する。
■共生力:地域交流により、健康と絆を軸としたコミュニティづくりを学ぶ。
(フェリス福祉村 瀧崎)

 

 

講義:さわらび会の歴史と概要
講師:医療法人・社会福祉法人さわらび会 理事長 山本孝之
さわらび会の理念は「みんなの力でみんなの幸せを」です。幸せとは、自立して自由に生き、まわりの人に役立つ働きが出来る時に感じるものと、私たちは考えています。自分が自立していなければ、自由に行動できません。自立とは日常生活が自立して自由に出来ることと、経済的に自立することです。
入社されたみなさんは、今日から経済的にも自立し、本当の意味で、自由に生きられます。今日から幸せな人生が始まります。
そして、みなさんの回りにいらっしゃる、日常生活に支援が必要な方の自立のお手伝いをするという、非常に価値のある仕事を今日から始められます。
皆様の幸せを守るには自立度を高めることが大切で、皆様の自立度を高めるために、福祉村の中心には、リハビリ専門病院を置きました。まわりの人に役立つ働きを見つけやすくするために、年齢も違えば、障害の質も異なる人々がご利用される、あらゆる福祉施設をまわりに配置しました。
さらに経済的な自立も必要と考え、クリーニング工場を作り障害者の方の就労の場とし、経済的な自立を目指しました。
更に、さわらび会は、福祉村をご利用いただく皆様だけでなく、広く地域の皆さまの幸せも願っています。職員たちはみな、地域に目を配り、絶えず変化する社会の状況も注意深く見守っております。今日入社されたみなさんも、社会の変化をよく見て、自分の能力を発揮できる場所で働いて下さい。それがみなさんの幸せに繋がります。
さわらび会の歴史は今から50年以上前の1962年、脳卒中のリハビリ病院(山本病院)から始まりました。1960年代の日本は、脳卒中の最盛期でした。当時は、脳出血が多かったこともあり、治療の原則は、「倒れたその場で絶対安静」でした。その結果、殆どの方が寝たきりになられました。
自立して自由に生きるのが、幸せの第一条件ですから、脳卒中の患者さんには自立して日常生活が送れるリハビリがもっとも必要と考え、豊橋で一番最初に、リハビリを行う病院となりました。また、介護職を新たに作り、看護師でなくとも入院患者さんの介助ができるようにしました。
そして、山本病院には認知症の患者様がいらっしゃり、私は認知症を生涯の課題にしようと決意し「認知症介護の三原則」を作りました。認知症が進んでしまい、排泄の失敗や徘徊がある。自分の尊敬していた家族がそのような状況になると叱咤してしまうことがあるからです。
さわらび会は「みんなの力でみんなの幸せを」守るということを目的として活動している組織であることを忘れないで下さい。その事が皆さまの幸せに繋がります。
(福祉村病院 近田)
講義:さわらび会職員としての心構え
講師:医療法人さわらび会 副理事長 社会福祉法人さわらび会 専務理事 山本ゆかり
一番お願いしたいのは、常に笑顔でいて挨拶がきちんとできる事。体調が悪い時や、家でけんかしてそのまま出てきたときなど、どんなときでも皆さん方が働く施設に一歩入ったら、すべてすてて、笑顔の自分でいてください。
知らない方が見えてもどなたにも声をかけてあげる。不安でいるときに、「こんにちは」と、たった一言の声で安心できますので、それをどなたもできるようにして頂きたい。
「おかげさまで生きている。」自分は一人では生きていけない。たくさんの人に支えられて生きている。それに感謝をして、今度は自分が少しでも困っている方、障害を持っている方にお礼ができたらいいなと自分の幸せの為だけではなくて、ほかの人の幸せの為にも働けたらそれが一番幸せです。
「みんなの力で、みんなの幸せを」

こちらから東南アジアへ進出していく時代です。今アジアは家族介護で、
今後、核家族になり家族介護ができなくなっていきます。そのときに日本の介護ノウハウを向こうで広めていくのが大切になります。そのために、世界共通語の英語を日常会話以上できるように勉強してほしいです。
介護の保険制度がかわり、海外に目を向けていく中で、英語ができないといけません。先はやっぱり見えない、それでも自分が実力をもってやっていければ重宝されます。
日本人職員も、EPA職員に負けないように、笑顔を絶やさず、挨拶がきちんとできる職員になれるように頑張りたいです。
(福祉村病院 近田)
講義:さわらび会の研修について
講師:社会福祉法人さわらび会 事務局長 藤田聰一郎

さわらび会の研修体系は「さわらび大学」「職員研修」「さわらび会研究発表会」の3本柱で構成されている。
「さわらび大学」は、主に地域住民を対象にして、医療、福祉、一般の各分野の講義を行う、大変ユニークな研修である。昨年は、6回行い、のべ240名が参加された。
「職員研修」は「基本研修」「職階別研修」「テーマ別研修」「介護技術研修」「職場研修」に分かれている。さらに「職階別研修」は、「新規採用職員研修」「初任者研修」「中堅職員研修」「管理者研修」に分かれ、職員の在職年数に応じた研修を実施している。
「さわらび会研究発表会」では、職員が日々実践や研修を重ねている内容を発表する場であり、年2回開催するようになった。4月の開催時には8組、10月の開催時には10組それぞれ発表している。最優秀賞を受賞された方々は、入社式で表彰された。
さわらび会の研修は、平成25年度には研究発表会、平成27年度には基本研修、平成28年度には介護技術研修、平成29年度には交流研修と新たな研修が加わり、充実して来ている。今後ともより一層の充実を図っていきたい。
(あかね荘 杉山)
講義:認知症について
講師:医療法人さわらび会 福祉村病院 副院長 伊苅弘之

Question1 「認知症」ってどんな病気?
脳の病気で主には、大脳に障害が起こります。
認知症の定義
「一度正常に達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態で、意識障害を伴わない時に見られる。」

Question2 認知症の人の気持ちわかりますか?
認知症というのは、ひとつの状態である。
1.記憶や判断力などの認知機能が以前に比べて低下する。
2.日常生活で支障がでる。
3.体が悪くても似たような状態になるので注意。
4.情緒感情面は正常(心は生きている)。
この4点が特徴
『心は生きている』という部分が重要で、健常者に比べ記憶力の劣る、重度の認知症の方でも、「すごく楽しいこと、すごく嬉しいこと」、「すごく嫌だ、すごくつらい、すごく悲しい」という記憶は健常者と同じように長く残ります。                                        認知症の方にとって、快適な生活環境を整えることが大切です。

Question3 認知症の重症度の評価は? 治療方法は?
簡単な知能検査
認知症の重症度スケール
薬物療法(抗認知症薬)
認知症の行動心理症状(BPSD)への対応
質の高いケアを提供する事によって、中核症状を抑え、行動・心理症状の改善を図る事がケアの目標。                                  BPSDへは、非薬物介入が第一選択、なぜその症状がおこっているかを考える姿勢パーソンセンタードケアの実施。その人の価値を認め、個性を尊重し、その人の視点で物事をとらえ、認知症の人を支える物理的、人的環境を提供する。

認知症の人と接する時に大切なことは
認知症の3原則
一.いつも暖かい愛情と笑顔で
二.決して叱らず制止せず
三.今、できることをしていただく
(若菜荘 金子)

さわらび会ニュース
カテゴリー
最新記事
バックナンバー