11月27日(金)法人テーマ別研修「身体拘束と虐待防止について」

11月27日(金)法人テーマ別研修「身体拘束と虐待防止について」

日時 : 平成27年11月27日(金)

場所 : 珠藻荘 2階多目的ホール

講師 : ㈱福祉リスクマネジメント研究所 所長

びわこ学院大学 教授

烏野 猛氏

テーマ : 「身体拘束と虐待防止について」

~法令遵守という視点から見たリスクマネジメント~

 

本日は、烏野猛先生にお越しいただき、上記テーマについて講義をしていただきました。

はじめに、身体拘束の定義をお話いただきました。(介護保険指定基準上)

「切迫性」 「非代替性」 「一時性」 の用件を満たし、確認等の手続きが慎重に実施されているケースのみ可能です。

身体拘束は、「一時性」の用件にあるように、出来るだけ短い期間を想定する必要があります。

しかし、「一時性」だけに囚われ、拘束をしなかったがために事故を招いてしまった事例もあります。

ケース記録や、ケアプラン、事故報告書等を記入する際の注意事項も学びました。

日付の書き方(西暦・年号・時間の書き方)を統一することで減らせるリスクがある事を学び、とても勉強になりました。

減らせる限りリスクは抑え、万が一の際には不備等なく迅速かつ確実な対応を取ることが出来るように、職員一人ひとりが意識をしながら日々業務を行っていく事が大切だと感じました。

(さわらび会研修委員 新井)