平成30年度 さわらび会 テーマ別研修 「身体拘束と虐待防止について」

平成30年度 さわらび会 テーマ別研修 「身体拘束と虐待防止について」

日時:平成30年10月26日(金)14:00~16:00
会場:珠藻荘2階 多目的ホール
講師:天晴れ介護サービス総合教育研究所 株式会社 代表取締役 榊原 宏昌 様

天晴れ介護サービス総合教育研究所 株式会社 代表取締役 榊原 宏昌 様を講師にお招きし、「30年改定に対応した介護事業所の虐待・身体拘束防止と人材育成の具体策~虐待・不適切ケア・身体拘束防止を一体で考える~」をテーマに身体拘束と虐待防止研修会を行いました。今回の研修では、さわらびグループ全職員を対象に49名が参加し、「虐待とは何か?」「不適切ケアとは何か?」「身体拘束防止について」の3点について座学とグループワークで学びました。
 
1、「虐待とは何か?」
虐待とは、身体的虐待、介護や世話の放棄、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待の5つがあり、事例をあげながら、具体的な説明がありました。
そして不適切なケアがエスカレートして虐待になると知りました。
 
2、「不適切ケアとは何か?」
次に、不適切なケアについて、「不適切な言葉遣い、と言われたら・・・」という事を、一人一人考え隣の人と話し合うなどグループワークを行いながら、具体的に学んでいきました。
 
3、「身体拘束はなぜ行ってはいけないか?」
最期に身体拘束防止についの講義がありました。「身体拘束はなぜ行ってはいけないか?」それは、弊害があるからで、身体拘束をしても根本的な問題解決にはつながらないと教えて頂きました。参加した職員から「ほんの些細な事やごく当たり前のように言っていたことも虐待になるのだとハッとしました。」「みんな違うからこそ話し合いをし、共通の不適切ケアの基準を決めることが必要だと感じました」などの感想がありました。
 
今回学んだ知識・技術を活かし、ご利用者様、ご家族様により良いサービスを提供できるよう、職員一同業務に励んでいきたいと思います。(第二さわらび荘・末松)